埼玉県の口臭治療専門医が語る話 木馬歯科医院 電話04-2953-8422

埼玉県狭山市のイオン武蔵狭山店、木馬歯科の口臭治療で実際にあった話です。同じように口臭に悩んでいる方の力になればと思います。1人で悩んでいませんか?口臭を治して楽しい人生にしましょう。電話04-2953-8422 〒350-1305 埼玉県狭山市入間川3-31-5 イオン武蔵狭山店3F

運命を変えた言霊

この間来院された患者さんは、「ブラッシングの達人」という認定書を渡した方でした。

 

非の打ち所がないくらいの完璧だったので、

「すごく上手ですね。」とわたしなりの最上級の褒め言葉を言った。


予定していた診療時間よりも早めに終わったので患者さんと世間話をした。

 

患者さんと話をしていると、とても参考になることが多い。

 

その患者さんの初診の時のブラッシングの状態はどうだったのか?と思い、

過去のカルテをめくってみた。平成20年が最初だった。

 

いままで定期的な検診とブラッシングのチェックはしてきたが、

その他に削るような治療などは一切していない。

 

現在でこそ、磨き残しの%はとても低く非常に素晴らしい状態なのだが、

最初の頃は磨き残しがは30%とかなり多い状態だったのだ。

30%というのは磨き残しが全くない状態が0%としていて、数字が小さいほど

ブラッシングは上手ということになる。

木馬歯科では磨き残しの目標値を10%未満としていて、その方に認定書を渡している。

 


しかし、その方は短期間でかなりのレベルまで上達していた。

一体何が彼女をそこまで上達させたのか疑問に思った。

 

「何か、ブラッシングを一生懸命にやろうとしたきっかけがあったの?」と

わたしは尋ねてみた。

 

その患者さんはこういった。

「先生が最初のブラッシング指導の時に、このままでは歯周病にかかり、歯が抜ける可能性が

高くなってしまう。歯が抜けるということは寝たきりになる可能性が高くなると言ったんです。」

 

 

確かにわたしはそういう表現を使い、なぜブラッシングをちゃんとマスターしなくてはいけないかを説明するときがある。

 

これはなにも大げさに言っているのではないのです。

 

例えば野生の動物なら、自身の力で、餌を捕ることができなくなった時が寿命となるわけです。

人間も食事が取れなくなった時が野生の動物のように寿命と言ってもいいかもしてません。

 

人間は歯を失ったとしても入れ歯や差し歯で補うことは出来ますが、

入れ歯になった人のほとんどが、歯を大切にしておけばよかったと後悔しているのです。

どんなに完璧な治療をしても、自分の歯以上の性能はありえないのです。

 

柔らかいものを食べても、やはり自分の歯と入れ歯とでは 噛み心地が全然違うのです。

 

自分の歯が大切であることは、おわかりいただけたでしょうか?

 

歯が抜けてしまうのは老化現象ではなく、多くは歯周病で抜けてしまうのです。

 

歯周病は予防することも治療することも可能ですが、

そのためには患者さんの協力が必要です。

医患共同でなければ無理なのです。

 

患者さんには今までの人生や考え方があり、

ブラッシングの重要さを改めて考え直してもらうことは中々難しいのです。

 

今回のブラッシングの達人は

「このままだと、寝たきりになる可能性がある」という言霊が

その方の魂に響かせたのです。

 

わたしはいつも患者さんを前にしては

「どういう言葉をかければその方の行動を変えることができるのか」考えています。

 

わたしは、あなたの考え方を変えることはできるでしょうか?

ブラッシングのヒント

木馬歯科では、歯の健康が幸せに比例すると考えていまして、特にブラッシングの指導に力を入れています。

 

あなたは幸せになりたいですか?といった質問すると、

100人中ほとんどの人が「はい」と答えるでしょう。

私は、健康が幸せになれる重要な条件だと思うのです。

 

なぜブラッシングが重要かわかりますか?

正しいブラッシングをしないと歯周病になる確率が高くなります。

その歯周病がもっとも歯を失う原因となっているからです。

ですが、正しいブラッシングをする事で歯周病を予防できるのです。

 

成人の8割が歯周病にかかっていると言われています。

つまり8割の方が正しいブラッシングが出来てないと考えられるのです。

 

口の中には100億個の細菌がいると言われています。

歯周病にかかっている人の口の中は、ブラッシングの刺激や、リンゴをかじったくらいでも出血します。

 

出血してしまうのは、口の中の毛細血管が破れてしまっているからです。

そうすると、口の中にいる細菌が血流に乗ってしまいます。

そして、体中を回ってしまうのです。

 

こないだ心臓外科の天野先生の記事を読みました。そこには口の汚れと心臓病とは深い関わりがあると書いてありました。

 

これはすごくインパクトのある内容でした。

 

でも、天野先生が肝臓の専門家だとしたならば、口の汚れと肝臓病は深い関わりがあると書いていたでしょう。

 

どの臓器も血液が循環して正しく機能するわけですから、血液の汚れが万病の元となっていると、私は考えるのです。

 

ですから、出血させないブラッシングをすることが重要になります。

 

少しの刺激でも歯肉から出血してしまうなら、柔らかい毛先の歯ブラシを使うのを

おすすめします。

また、出血しやすい歯肉は歯ブラシで歯肉を刺激し、マッサージをして、歯肉を強くした方が良いでしょう。

木馬歯科では、このように出血しやすい方のための歯ブラシを用意しました。

その歯ブラシとは、毛先が柔らかく毛束が1列のものになります。

このような歯ブラシを使うのをおすすめします。

 

また、歯肉から出血した場合は消毒液で洗口したほうがいいのです。

除菌液も用意しています。

 

興味があれば説明いたしますので、いつでもお尋ねください。

笑顔になってもらえた。

笑顔になんとかなってもらいたい。

 

通院中のRさんは、人生おもしろくないと顔に書いてあるような人で

問診表に精神科に通院中、うつ病と書いてある。

 

 

 

主訴は「人生を面白くして欲しい」こういう言い方をする人はいません。

 

でも、結局は「幸せにしてもらいたい」。

来院する患者さんの主訴はこういうことではないかと思うのです。

 

わたしが不幸なのは、歯が痛いから。わたしが不幸なのは、歯がないから。

わたしが不幸なのは、歯が黒いから。

 

だいたいこういう感じではないかと思うのです。

 

今回のRさんの主訴は、今の入れ歯が合わなくて、食べると痛いし、よく噛めない。

だからよく合い、快適に食事ができる入れ歯を作ってもらいたい。

と言うことでした。

 

 

まず、初診では患者さんの話をよく聞くことです。

ただ聞くのではなく、よく聞くのです。

 

でもこの方は、うつ病のせいかもしれなくて、あまりよく話をしません。

 

 

それでも、言葉のキャッチボールは大事ですので、

答えやすいように質問しながら、話を聞き出しました。

 

 

 

口の中を診たら、歯垢だらけで、歯肉も腫れています。

今回、新しい入れ歯を作ったとしても、この状態では

半年後には、他の歯が抜けて、修理するか新しく作るようになるかもしれません。

 

 患者さんは、嘘は言いません。

本人は歯ブラシはしていると言うけれど、実際汚れは落ちていないのです。

歯ブラシを口の中に入れて動かしてはいるのですが。

 

みなさん口の中には良い菌も悪い菌もいます。そのことをまず知ってもらうために歯の汚れをとり、位相差顕微鏡で一緒に見ました。

 

 「なんですか、これ?」「どこから来たのでしょう?」

Rさんが驚いたように話しかけてきました。

 

「これは食べかすではないのです」「Rさんの口の中にいたものです」

私は説明しました。正しいブラッシングがなぜ必要なのか。放置するとなぜいけないか。

 

Rさんは今度はわたしの話をよく聞いてくれました。

 

 

Rさんに正しい歯ブラシの仕方を教え、実行してもらったところ、1ヶ月後にはブラッシングもかなり上達しました。

それと並行して、入れ歯の製作も進めました。

 

前回、診療室で完成した新しい入れ歯を使ってもらいました。

30分ほど使ってもらったところ装着感もよかったそうです。

本来なら、その場で食事してもらって感想を聞きたかったのですが、そうもいかないので、家で食事してもらい、1週間で不自由したことを聞きました。

そうしたところ快適に使えたという報告を受けました。

 

4ヶ月後に再会の約束をしましたので、これでしばらくは会うこともないでしょう。

 

そして、最後にわたしと一緒に記念写真を撮りました。

わたしはすぐに笑顔を作ることができます。

 

Rさんにも、笑うように促したら、今までに無いような笑顔を作ってくれました。

記念写真は大きく引き伸ばして、郵送するつもりです。

 

「玄関に飾っておいてね」と言って別れました。

 

うつ病の原因はわたしにはわかりませんが、無表情だったのが笑顔になったんです。

夢が叶う口臭治療。

木馬歯科は口臭外来の看板を掲げています。

 

口臭外来とは何をするところかわかりますか?

 

 

普通は口臭を治すところだと思いますよね。

 

口臭を治すとは?息をバラの香りにするところではないですね、無臭化です。

 

でも、ここまではプロの口臭外来のやることです。

 

プロフェッショナルでなくてはいけません。

プロフェッショナルの口臭外来では、患者さんの夢を叶えることをゴールとしています。

 

無臭化にはしますが、そこまでは途中です。

そこで、患者さんが満足すれば、あるいはわたしが患者さんの本当の悩みを

理解できなかったとしたならば、そこがゴールでもいいでしょう。

 

しかしながら、患者さんの話を十分に聞いてしまうと、口臭があることにより、

○○ができなくて困っている。

 

というのが解るんです。

ですから、その悩みを解決してゴールなんです。

 

口臭外来は初診で問診して、検査をして、口臭の原因を明らかにして、

その対策を分かりやすく説明します。

 

そして家でやるべきことを指導します。

 

患者さんが、いい話を聞いたで、何も行動しなければ変わりません。

 

再診で、治ったかどうか聞きます。

当然治っているわけです。

 

でも、ここで終わりにしては、患者さんの不安は消えません。

ですから、その後も患者さんの話を聞き続けるのです。

 

この間は3ヶ月に1度でも、4ヶ月に1度でもいいのです。

不安なことはなかったかどうかを聞き出し、新たな不安が出てきたら

また、対策をアドバイスします。

 

こないだの患者さんは、泣きながら「先生、初めて同窓会に出席しました」と報告してくれました。

 

この患者さんの夢が叶った瞬間ですね。

喜びの声

口臭治療が終わって

わたしが「何か変わったことがありましたか?」

患者さん「ちょっと、言いたいことがあります」

 

なにか不愉快な思いでもさせたのかと、不安になりました。

「先生、1か月で5kg、ダイエットできたんです」と微笑んでいました。

 

なんだ、よかったと思いました。

 

この患者さんは口臭を訴えるというよりも、

口の中の不快感を言っていました。

 

口が乾燥する、ベトベトして気持ち悪いと言っていました。

こういう理由で、口臭があるに違いないと考えるわけです。

 

口臭測定器には反応しませんし、わたしの鼻で嗅ぐ、

官能検査でも異常はありません。

 

ただ、唾液の分泌量はすごく少なかったのです。

唾液の量を増やしてあげれば、不快感は解消するだろう。

 

それで、治療計画を示しました。

食べるのが早いということが問診していてわかっていましたので、

ごはんを一口少なく入れて30回以上噛むようにとの指導を加えました。

 

ダイエットできたのは、このせいですね。

 

口臭治療をしただけで、ダイエット効果まで得られるなんて、

得だと思いませんか?

 

「口臭治療したらダイエットできました」こんな本を出版しようかな。

お口の健康から全身の健康を考える(3)

成人の8割が歯周病に罹患しているという事実。

これは、ここまでブラッシングを続けるべきというゴールが

定まっていないからなのです。

 

100m走であれば、100m走らないと記録が残りません。

それを、ほとんどの方が80m走ったところでやめているのです。

 

歯垢染色液で歯垢を染めると、

いかに歯垢が落ちていないかがわかります。

 

歯ブラシの当て方が違っていることもあれば、

時間が短すぎることもあります。

 

木馬歯科の基準では、

磨き残しが10%未満を合格としています。

ゴールと言ってもいいと思います。

 

1回指導しただけでは、指導とは言えません。

なぜなら、患者さんの現状でしかないからです。

 

指導した後に、患者さんがどのように変わったのかを

確認する必要があるのです。

 

何度も何度も指導を受けて、

ブラッシングは上達していくのです。

 

でも回数を重ねるたびに、

ブラッシングは必ず上達していくのです。

 

歯垢染色液により染色された値は小さいほど、

ブラッシングは上達したことになります。

 

その数値をプラークスコアーと言いますが、

患者さんは数値に興味を持ちますが、

口の中の感覚が変わっていくのも

わかってくるのです。

一体、ガンに対抗するにはどうしたらいいんだろう?

昨日、北斗晶さんが乳がんを手術したと思ったら、

夜には、速報で川島なお美さんが亡くなった。

 

1970年の大阪万博が開催された頃、

21世紀はまだ遠い未来だった。

21世紀には夢があり、

20世紀にはできなかったことが、出来るようになるはずだった。

 

出来なかったことが、出来るようになることは、

幸せなはずだった。

 

20世紀で、出来なかったことの一つに

ガンの克服があった。

 

ところが、どうだ。

1983年には日本人の死亡の原因のトップが

ガンになってしまい、

日本人の3人に1人がガンになるから

2人に1人がガンになるになってしまった。

 

1970年頃にもガンに罹らないようにするには、

正しい食事、適度な運動、

と言われていた。

 

今は、なんて言われてるんだろう。

2人に1人がガンになると言われて、

諦めてるんだろうか?

 

いち、に、いち、に

いちがガンになるのか?

にがガンになるのか?

 

でも、自分だけは罹らない半分のグループだと

思ったりする。

 

早期発見、早期治療というのも、

ここ40年間言われ続けている。

でも、どうだろう?

 

北斗晶さんは毎年乳がん検診を受けていて、

発見された時はステージ2という、

リンパ節に転移がみられ、乳房全摘手術だそうだ。

 

我々の知りたいのは、

真実の対処法だ。