埼玉県の口臭治療専門医が語る話 木馬歯科医院 電話04-2953-8422

埼玉県狭山市のイオン武蔵狭山店、木馬歯科の口臭治療で実際にあった話です。同じように口臭に悩んでいる方の力になればと思います。1人で悩んでいませんか?口臭を治して楽しい人生にしましょう。電話04-2953-8422 〒350-1305 埼玉県狭山市入間川3-31-5 イオン武蔵狭山店3F

口臭と距離を気にしながらも夢を追う少女

口臭を気にしている人は、人との距離を気にする人が多いと考えています。

さて、今日は5年位前のゴールデンウィークに口臭を治したいと

来院された方の話をします。

 

木馬歯科に口臭治療で来院したその患者さんは、

3月に高校を卒業したばかりの18歳の女の子でした。

今は専門学校に入学をし、パティシェになるための勉強を頑張っているそうです。

 

 

小さい頃から自分の口臭が気になっていたと話をしてくれました。

だが、高校生になったあたりからは

「ひょっとしたら自分の口臭が周りの人に迷惑をかけているのかも」

と、かすかに不安を思っていたと言います。

 

 

今、現在の彼女の悩みは、「学校に行きたくない、退学したい」

そう話しました。

 

まだ入学して1ヶ月も経っていませんでした。

せっかく努力して専門学校に入学し、希望を持って毎日頑張っていたのに

 何が原因で退学したいとまでに思わせてしまったのか?

 

 

原因は学校の机と机の間の距離にあったと言います。

高校までは1人1つの机で机との間は人が通れるくらいの距離があったそうです。

なので、友人との距離をある程度おくことができたのです。

 

しかし、専門学校の教室は長い机に開閉式の椅子だったのです。

 つまり、隣の人と肩が触れ合うくらい距離が近いため、

「これでは隣の人に自分が口臭があることを知られてしまう」

という不安が日々大きくなっていったと言います。

 

その不安が積もりに積もって、退学したいという気持ちが

大きくなってしまったのです。

 

 

わたしは将来の夢を膨らませ、実現させたいと努力している少女を

救ってあげたいと思いました。

  

 

初診が終わり、ゴールデンウィーク後に再来院してもらいました。

 

その時の彼女の顔には笑顔が戻っていて、

毎日楽しい学校生活を送っていると語っていました。

 

もちろん、それは口臭という悩みを解決できたからです。

 

 

体臭科を専門としている五味先生に自殺をする人の確率を聞いたことがあります。

自殺したい人と考えている人の20%は「体臭」で

悩んでいるという結果が出ているそうです。

 

わたしはこの話をきっかけに

口臭外来を受診する方の命を救おうと思って診療にあたっています。

 

たかが口臭、たかが体臭ではないのです。

わたしは「気にしすぎ、気のせい」などとは言いません。

お気軽に木馬歯科へご相談下さい。

 

口臭とタバコ

喫煙者の人の中にも口臭を気にする方はいます。

 

わたし自身は今までタバコを吸ったことがありません。

 

 

そういう場合、ほんだ式口臭治療はどうしているのか?

疑問に思いました。

 

一番は禁煙を勧めるところですが、

本田先生自身がヘビースモーカーなので、禁煙はなかなか難しいそうなのです。

 

 

まずは、節煙を指導します。

1日に吸う本数を10本までとします。

 

 

ニコチン依存の人は体がニコチンを要求します。

それは、ある程度のニコチンを必要としているからです。

 

ですから、1日20本喫煙する人ならば、

ニコチンの量が2倍の強いタバコに銘柄を変えてもらうということを言っています。

 

これは喫煙者である本田先生の話です。

 

それと、喫煙後には舌の奥にタバコのニコチンだかタールだかが残るので、

舌を水洗いするようにしてもらっています。

 

 

 

また、最近の患者さんとの話でこんなこともわかりました。

喫煙者は口臭だけでなく歯周病にもなりやすいのです。

 

やはりそういう人にも禁煙を勧めます。

 

テレビのCMでは禁煙外来は保険が適用されて

2万円の負担がかかると言っていました。

 

わたしは禁煙外来への受診を勧めています。

しかし実際に何人かの方は受診したのですが、3人中、3人が失敗してしました。

 

また受診しようと思っても、

1度目に失敗して再チャレンジをする場合、2度目は自費診療となるそうです。

 

 

ある1人の30歳の青年はわたしにタスポを預かってもらいたいと言ってきました。

もう使わないということで、そのままシュレッダーにかけることにしました。

 

しかしながら、自販機では買えないものの、

コンビニでは買えるので未だにその青年は喫煙しています。

 

抜歯をして口臭を改善しようとした結果、、、

口臭の原因が歯だと思い、健康な歯を抜歯してしまった方がいる。
 
この間口臭治療で来院された患者さんもその一人だ。
 
その方は行動がおどおどとしていた。
久しぶりに、難症例の方かもと身構えた。
 
その患者さんは、何件もの歯科医院に行っているし、他にも耳鼻科や胃腸科にも行っている。
 
 
 
歯科医院で口臭について相談をすると口の中は正常と言われ、
他の臓器に問題があるのかと思い、他科を受診しているという感じだ。
 
 
 
自身でも「口臭対策」というキーワードで検索しては、色々なことを実践しているそうだ。
 
しかしあらゆることをやっても、口臭は改善しないと言う。
 
 
 
わたしは問診をして、患者さんの過去の事や現状の話をよく聞いた。
 
わたしは「必ずよくなる」と安心をしてもらいたかった。
 
口臭測定をする前に、まずは口の中を診させてもらった。
 
 
 
至近距離で話をしていても、口臭は気にならなかった。
 
歯肉の状態も良く、清掃状態も良好だった。
 
 
にもかかわらず、大切な歯が3本足りなかった。
どうしてだろう?
 
 
自分で歯を抜けるわけがないし、
他の歯医者で抜いたのだろうが、それにしても抜く理由がわからなかった。
 
 
 
視診が終わってからもう一度、患者さんに話を聞いた。
 
 
「左2本、右1本、歯を抜いていますが、どういう理由で抜いたのですか?」
 
 
驚くことに、患者さん自らが頼んで抜いてもらったそうだ。
 
 
最初、歯が原因で口臭がすると思ったらしく、
どうも左の第一大臼歯から臭うと思い込んでしまった。
 
そして、歯科医師に「ここから臭いがするので、抜いて欲しい」と頼んだ。
 
 
 
しかしながら、原因だと思った歯を抜いても口臭は治らなかった。
もしかしたら手前の歯と勘違いをしたのかも、ということでもう1本抜歯。
 
まだよくならず、反対側の歯も抜歯したそうだ。
 
 
 
結局3本抜いたところで、口臭の原因は歯ではないのかと思い、
抜歯による口臭改善はあきらめたそうだ。
 
 
 
 
そういえば学生時代に、教授から授業中こんな話を聞いたことを思い出した。
 
 
入れたばかりの差し歯が臭うと言われたそうだ。
 
どうしてもその歯が原因とは思えなかったが、患者さんに頼まれて抜歯をした。
 
そして要求は次から次へとエスカレートした。
結局全ての歯を抜歯したと言うのだ。
 
 
 
歯を全部抜いても、残念なことに口臭は治らなかった。
 
これは30年前の話だ。
 
 
 
当時は口臭を治すという考えはなかったのだ。
 
 
 
 
 
最後に、木馬歯科からお知らせです!
 
 
埼玉県狭山市にある石心会病院主催の講演会『石心会健康塾』に木馬歯科の院長が公演することになりました。
参加は申込不要・無料です。ぜひご参加ください!
 
 

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日時:1月27日(金)15:00~15:30
会場:狭山市産業労働センター「異業種交流スペース」
住所:狭山市入間川1-3-3
TEL:04-2946-7643
 
【特別講演】
“口は災いの元”
~口を汚したままでいると歯が抜けるだけではすみません~
木馬歯科医院 院長 髙安洋

 

定員:66名様
応募方法:申込不要・参加無料
お問合わせ:『石心会健康塾』
TEL:04-2953-0909

歯科で口臭治療をした人のエピソード

木馬歯科に来院した患者さんから口臭について色々なエピソードを聞いてみると、
口臭を気にしている人の行動はどうしても消極的になってしまうことがわかりました。
 
 
自分がそれでいいのだと言ってしまえばそれまでなのですが、
本来の自分はもっと積極的なはずだと私は思うのです。
 
 

 誰もが積極的になれるのならば、なりたいと思っているはずです。

 
 
 
私は口臭が完治すれば、積極的になれると考えてます。
 
 
実際、その通りなのです。
 
 
 
 例えば、このようなエピソードがありました。
 
口臭治療に来た患者さんの初診の時、
私が問診をしていると、患者さんは私の方を向かないまま答えたりします。
 
 
そのときの患者さんからは、表情さえ見られるのも嫌だという感じが伝わってきました。
 
 
 
しかしながら、治療の終わりごろには、だんだんと患者さんの表情が明るくなっていくのです。
 
今までの口臭の原因、そして今日からの口臭対策を説明して、
明日からの、また将来の自分を想像してもらい、
「これなら口臭を解決できるかも!」 と光がさした時でした。
 
 
 
私が言った通りのことを家で実践してもらい、
1か月後に来院した時には、以前とは別人のような表情になる方も多いのです。
 
 
 
数年前に、口臭治療したおばあちゃんは、
 
私に「先生、わたし今ルンルンなのです」と話してくれました。
 
友達とファミレスへ行って、食事をしたり、おしゃべりを楽しんでいるそうです。
 
 
 
口臭を気にしないという事は人生さえも変えてしまうのです。

口臭測定器を歯科で利用した方の評判

遠くからも来院される患者さんが木馬歯科には多くいらっしゃいます。

 

患者さんは豊富な口臭対策の知識を持っています。

例えばネットで「口臭対策」と検索すれば、数えきれない対策方法が出てきます。

 

そして、出てきた口臭対策を実践する方が多いでしょう。

 

大半の方は自分に口臭があると思っていますが、

実際口臭がある方はそう多くはないのです。

 

今まで、3人ほど大きな大学病院の口臭外来を

受診したけど解決しないので、木馬歯科に来たという人がいました。

 

通常、大学病院には高価な口臭測定器が木馬歯科よりもはるかにあります。

それでも、患者さんはなぜ満足しなかったのでしょう?

 

患者さんは、口の中の汚れが口臭の原因だと考えているため、

口腔内をあらゆる方法で清潔にしようとします。

 

そして、大学病院では何種類もの口臭測定器で測定しますが、

しかしながらどの測定器にも口臭があるという反応が出ないのです。

 

そのデータを見た歯科医師

「あなたは口臭がありません」と判断します。

 

そこで、患者さんが

「ああ、よかった」と思えば治療は成功です。

 

しかしながら、私の所へ転院した方々はそうは思いませんでした。

 

「せっかく大学病院に行ったのに、来院する前と後で何もしてくれない。

行く前と後で変わらなければ治るはずもない。

なんとか、治してよ。」

 

こう思っているのです。

 

 

ですが、歯科医師

病気がないのに、治してほしいと言われても治す術もない。

と頭を抱えてしまいます。

 

口臭測定器って何を測るものだと思いますか?

口臭ですよね。

 

目に見えないものを、数値で表す?

あれは、口臭の原因となるだろうガスの濃度を

測定して数値化しているのです。

 

しかしながら、口臭の原因となるガスは

約2万種類あると言われていますので、全てを測るのは不可能なのです。

 

本当に患者さんは臭いを訴えているのでしょうか?

またの機会に説明したいと思います。

子供の口臭治療

子供の口臭治療を木馬歯科では原則していなかった。

なぜならば、師匠の本田先生からやらない方がいいと言われていたからだ。

 

本田先生自身、過去に口臭治療した子がいたが、その子が高校生になったとき、

不登校になってしまい、最終的にはひきこもりになったそうだ。

 

ひきこもりにまでなってしまった原因は、小さい頃に口臭治療をしたからだという。

その子は口臭はもちろん解決はした。

しかし、心には大きな傷が出来てしまったという。

 

 

 

わたしも子どもの口臭治療をしたことがある。

小学校1年生の子だ。

もちろん、本人は全く気にしていなかったが、申し込んだのは母親であった。

 

本人が気にしていなければ、治療しなくてもいいとわたしは思ったのだが、

母親としてやはり心配なのだそうだ。

 

その子は家で遊ぶことが好きで、

こないだは友達とテレビゲームをしていたのだそうだ。

 

友達がゲームをやっているのをその子が覗きこんでいた。

 

覗き込んでいると、頭と頭の距離が近いくなり、そして口と鼻の距離も近くなる。

 

そしてお母さんの耳に入ったのがこの言葉だった。

「口が臭いから、あっちへ行け」

友達が我が子に向かって、そう言っていたのだ。

 

 

お母さんは心配になり、

これでは、学年が大きくになるにつれて

クラスでいじめられるかもしれないと思ったのだ。

 

それからはお母さんは事あるごとに、我が子の息を嗅いだのだそうだ。

 

やられる方もたまったものではない。

 

それでお母さんは、

「毎回ではないのだそうだが、臭う時があるのでどうにかならないか?」

と、連絡してきた。

 

わたしは、すぐに本田先生に電話して相談した。

すると、本田先生は今回は治療に応じたほうがいいと言ったのだ。

 

「すでにお母さんが子供の心を十分と言っていいほどズタズタにしているので、

解決するしかないだろう」とのこと。

 

 

口臭治療をしたその子は、現在も元気に学校生活を楽しんでいて、

口臭で悩んでいないとのこと。

 

治療が終わった時、涙を浮かべながら喜び、そしてこう言った。

「ぼく、もう臭くないんだね」

 

その子は今も定期的に通っている。

口臭治療後のケア

みなさんは口臭で悩んだことはありますか?

口臭で悩んでいる方の多くは、自分自身では口臭がわからないようです。

 

ですから、木馬歯科で口臭が完治したと思い、その日は自信満々で帰宅しても、

また少し間があけば自分が口臭があるのかないのかわからなくなってくるのです。

 

そうすると、また不安になってくるのだ。

 

私自身も口臭治療を始めた当初、このことで悩みました。

 

ある方は、普段から自分の口臭を知りたいがために

口臭チェッカーなるものを買ったという方がいました。

そして少しの暇があれば、その機械に向かって息を吐き続けてたというのです。

 

機械の数値が少しでも振れるとまた口臭が再発したと思い、

とても不安になったそうです。

 

再来院したその患者さんこう疑問を投げかけてきました。

「なぜ、口臭チェッカーが反応するのですか?」

 

何か特別なガスに反応しているのではと思ったが、

わたしが作った機械ではないので患者さんには分からないというしかない。

 

わたしはこの時、口臭治療が終わった後の患者さんの心のケアが大切だ、

と気づいたのである。

 

これについて木馬歯科では、口臭治療が終了した後も

3ヶ月に1度、あるいは4ヶ月に1度くらい定期的に来院してもらっている。

 

その間に気づいたことや辛かったことを聞いて、解決している。

 口臭を完治してからも、その後の患者さんの心のケアもわたしは大切にしている。

 

わたしは、皆さんの来院を心より楽しみにお待ちしております。