木馬歯科では口臭治療が終わった後もケアを行う理由

木馬歯科では口臭治療が終わった後も、数ヶ月に一度来院してもらっています。

それは患者さんの口臭に対する不安が大きくなってしまい、

それが悩みになるのを防ぐためです。

その時に行うのは主に心のケアになります。

口臭治療が終わった後、不安になったこと、心配になったことなどの話を聞きます。

 話を聞いていると、患者さんの多くは、普段口臭の有・無が

自分ではわからないことが不安になると言います。

例えばこのような話がありました。 

Aさんは、毎日夫に口の息を嗅いでもらっていると言います。

しかしこの方法の難しいところは、相手が本当のことを言っているのか。

遠慮して嘘をついているかもしれないという所です。

「今日は全然臭わないね」と旦那さんが答える日もあるでしょう。

でも、本人は「口臭はあるに決まっている！」

そう思い込んでいれば、相手が何と言っても無駄でしょう。

本当に臭わない。そう言っても、一度疑いの心が出てしまえば

信じられなくなってしまいます。

では、数値で結果がわかれば、一目瞭然ではないでしょうか。

そう思う方もいらっしゃいますよね。

もう1つ話をしましょう。

一人暮らしをしていたBさんは口臭治療が終了した後も

市販の口臭チェッカーを使い、

口臭チェッカーに息を吹きかけて毎日計測していると言っていました。

そんなBさんから「再発した」との連絡がありました。

改めて来院をしてもらい、話を聞きました。

「家で市販の口臭チェッカーを使い、計測していたのですがメモリが振れました。

口臭はやっぱりまだあるということですか？」

と質問されました。

Bさんは市販の口臭チェッカーを使っていると話していましたが、

木馬歯科でも口臭測定器は２台あり、合計で約500万円ほどのものを使っています。

まず皆さんにお聞きしたいことがあります。

口臭測定器って一体どんなものだと思いますか？

口臭の有・無を計測できる機械だということはわかりますよね。

 では、どうやって機械は口臭の有・無を判断しているのでしょう。

口臭測定器は、口臭の原因となるガスの濃度を調べる機械です。

なので、機械がそのガスに反応すれば口臭があるとなります。

ちなみに、その原因のガスは2万種類以上あると言われています。

木馬歯科では2台の測定器しか使っていませんが、

大学病院の口臭外来ではだいたい7種類の測定器を使っていると

聞いたことがあります。

たくさんの口臭測定器を使っていながらも、

大学病院から木馬歯科へ転医される患者さんは多くいます。

それはなぜなのでしょう…。

基本的に、大学病院でも木馬歯科でも口臭治療に受診しようと考えている人は、

まず口臭の原因は歯の汚れだと思っている人がほとんどのため、

皆さん家で歯磨きをしっかりします。

なので皆さん口の中はキレイなため、口臭測定器では口臭の原因となるガスは

ほとんど検出さないことが多いです。

大学病院の口臭外来では、検査結果の数値で判断しているため、

「○○さんは口臭はありません」と言われます。

しかし、患者さんからすればそのようなことは関係ないのです。

口臭を治して欲しいから、受診しているのです。

だが、医者からすれば口臭はないため、治しようもない。となってしまいます。

 まずここが木馬歯科と大学病院の治療の仕方の違いになります。

次回、続きをお話します。今回はこの辺で…。

◆-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-◆
　　木馬歯科医院
　　〒350-1305　埼玉県狭山市入間川3-31-5　イオン武蔵狭山3F
　　TEL: 04-2953-8422
　　URL: http://www.mokubashika.com/

　 【診療時間】火曜・祭日休診

　　AM10：00～PM 1：00

　　PM  2：00～PM 7：00
◆-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-◆